前田特許事務所

他人が自分の商標を使用しているのを発見した

　事　例

Ｄさんが勤務する文具販売会社では、自社の主力商品である手帳に登録商標「ＸＺ」を用いています。

Ｄさんは最近、商標「ＸＺ'」を付したノートが販売されているのを発見しました。そのノートは耐久性が劣っているようですが、お客様はＤさんの会社の商品と間違えてそのノートを購入しているようであり、Ｄさんの会社にそのノートに関して苦情の電話がかかって来るようになりました。

困ったＤさんは、特許事務所に相談に行きました。

２つの商標は類似しており、かつ、商品である手帳とノートも類似しているました。 したがって、商標「ＸＺ'」を付したノートを販売している会社は、Ｄさんの会社の商標権を侵害していると判断しました。 そこで、Ｄさんには、ノートの販売会社に対して、その販売を停止し、店頭からノートを回収するよう警告状を出すことを提案しました。さらに、差し止めと損害賠償とを求めて提訴することができることも伝えました。

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